タフな雰囲気と遊び心を巧みに盛り込んだ内外装は、実に魅力的だ。多くのSUVの中からレネゲードを選ぶ大きな理由として、このデザインは強力なアピールポイントになるに違いない。

ジープ・レネゲード・リミテッドのリアビューレネゲードはフィアット500Xと基本メカニカルコンポーネントを共用 イタリア工場製

 ボディサイズは全長×全幅×全高4255×1805×1695mm。ホンダ・ヴェゼル(同4340×1790×1605mm)と比較して全長は85mm短い。日本の道路環境でも使いやすい設定である。

パワフルな新エンジン
ターボが盛り上がってからの加速に勢い

 新しいレネゲードには新しいエンジンが搭載された。直列4気筒ターボという点は従来と同じだが、排気量は1.4リットルから1.3リットルにダウンサイジング。トランスミッションは6速DCTである。

 新エンジンはパワフルだ。旧型比で最高出力は11ps増となる151ps、最大トルクは4kg・m増となる27.5kg・mを発生する。試乗車は走行距離がまだ1000kmちょっとの状況であり、全般的に本来の滑らかさに達していない印象だった。それでも2000rpmあたりでターボが盛り上がってからの加速は勢いがあった。回転フィールものびやかだと感じた。

 WLTCモード燃費は13.5km/リットル。今回の約400kmの試乗燃費は13.3km/リットル。ほぼカタログデータどおりだった。指定燃料はプレミアムである。

 高速道路を走行中は車線逸脱警報付きアダプティブクルーズコントロールを活用。安全かつ快適なクルージングが楽しめた。作動状況はメーターパネル中央に映し出されるが、自車をレネゲード、前走車をかつてのジープのイラストで表現。通常はグリーンのレネゲードが車線をはみ出そうになるとイエローに変わる、凝ったグラフィックに感心した。