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このところトラブル続きのJR東日本だが、3月14日に「運賃改定」を実施する。日々の通勤に影響があるという人も多いだろう。他にも予定している鉄道まわりの新しい動きとともに、改定内容を詳しく見ていく。(消費経済ジャーナリスト 松崎のり子)
値上げは平均で7.1%
民営化後初の運賃改定
「また電車が遅れている……最近多いな」そんなつぶやきがつい出てしまうほど、鉄道の運行トラブルが頻発している。
1月16日には停電によってJR山手線と京浜東北線が約8時間運休し、約67万3000人もの通勤・通学客に影響が出た件は記憶に新しい。その2週間後の30日には、上野駅で停電が発生、JR常磐線が一部区間で運転見合わせになった。
2月2日にもJR京葉線の八丁堀駅の構内エスカレーターから煙が出て、消防車が駆けつけるアクシデントが起きている。2月8日にはJR宇都宮線で架線の断線が起き、久喜~小山駅間の
ここまでトラブル続きだと、利用者としても不安になる。さすがに
JR東日本の喜勢陽一社長は2月10日に謝罪コメントを出し、「
なんとも間が悪いというか、JR東日本は3月14日(土)購入分から、1987年の民営化後初となる運賃改定を実施する予定だ。改定による値上げは平均で7.1%、初乗り料金(きっぷ)は現行の150円から160円に上がるという。
「あれだけ電車を止めておいて、値上げしている場合か」とあきれる声も上がりそうだが、その日は粛々と近づいている。
JR東日本は、2024年に国交省へ運賃改定の申請を行った。理由として挙げているのは、次のようなものだ。







