米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズと米競合リフトの新規株式公開(IPO)は初期の投資家に多額の利益をもたらすことになりそうだ。しかし、これらサービスを利用する顧客には、いずれ値上げが待ち受けているかもしれない。ウーバーとリフトは長年、料金争いを繰り広げ、タクシー運賃を大幅に切り下げてきた。これは数十億ドルのベンチャー資本が料金の低下を補い、両社の広範な赤字を支えていたおかげだ。