まるで“浮き輪”のようなお腹まわり・・・このポッコリお腹をなんとか凹ませたい。
でも、「あんまり頑張らずに」ってのが人情ですよね。
運動すれば痩せるのはわかってる。
けれど、それができない。やりたくないんですよね。
わかってます、わかってますとも!
その体脂肪、運動ナシでも落とせる方法を教えましょう。

人類にとっての「正解の食事」とは?

糖質過多で1日2食は危険です

 1日3食より1日2食、1日2食よりも1日1食がいいのは、糖質制限をしている人だけです。
 糖質をたくさん摂っているのに、食事の回数を減らすのは、健康的でないどころか健康被害が拡大します。
 糖質過多の食事をすると、空腹時間が長引くことはマイナスに作用するのです。

 長い空腹時間を経てから大量の糖質を摂取すると、最低レベルまで下がっていた血糖値が一気に急上昇します。
 すると、空腹時と食後の血糖値の差が大きい血糖値スパイクという最悪の状態を招き、血管に大きなダメージを残してしまいます。
 血糖値が急上昇すると、それを下げるためにすい臓から大量のインスリンが分泌されます。
 これが毎食のように繰り返されると、やがてすい臓が疲弊してインスリンを分泌する機能が低下してしまいます。

 血糖値を下げるホルモンは人体にインスリンしかありませんから、これでは糖尿病になってしまいます。
 要するに糖質過多の食事をしている限り、1日3食でも1日2食でも1日1食でも、健康被害が生じるということです。