【ニューデリー】インド競争委員会(CCI)が米アルファベット傘下のグーグルに対し、携帯端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」を巡り、競争妨害があった疑いで調査を開始したことが明らかになった。  事情に詳しいインド政府関係者は、昨年欧州連合(EU)がグーグルに制裁金を課したケースとの類似点を指摘している。EUはグーグルに対し、事業拡大のためにアンドロイドの独占的な地位を乱用したとして48億7000万ドル(現在のレートで約5300億円)の支払いを命じた。