――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  まずはグーグル検索が登場した。あなたが欲しいと分かっているものを見つけるための空白のキャンバスだ。だがグーグルは今、ユーザーが検索しようと考える以前の段階から、商品に関するページを提供している。  従来の検索に加え、ビジュアル中心の「Discover(ディスカバー)」フィードの収益化を目指すグーグルの動きは、同社の仮想ツールボックスに重要な新規手段を加える。足元で広告収入の伸びが鈍化しているグーグルにとって、新たな試みは、非常に良いタイミングに重なった。