【伊藤 蘭インタビュー最終回】<br />蘭さん、ライブでは「コール」をやってもいいですか?

ソロ歌手デビュー、そして6月に41年ぶりのライブを控える伊藤 蘭さんへのインタビュー、最終回。ライブで「コール」はどうなるのか!? などなど「全キャン連」(全国キャンディーズ連盟)代表である、著述家の石黒謙吾氏の、マニアックさと熱量は加速しつつファイナルカーニバルに向かいます。(撮影/榊 智朗)

「ランさーん!」より「ランちゃーん!」!?

石黒 フリとかステージング、これから考えたりされるとのことですが(注:インタビューは4月23日)、となると衣装も、これから、ですね?

伊藤 そうですね。それもはい、年相応のといいますか、お見苦しくない程度の(笑)。

石黒 いえいえ、何がどう転んでも素敵にしか見えないですよと断言します(笑)。それでですね、濃いファンサイドからの質問となるんですが……。(おそるおそる)あのー、キャンディーズ当時、ライブで僕たちがよく会場全員でやっていた、曲の中での手拍子「パン、パパン」ってアレを、やってもいいんですかねえ?(注:「春一番」ならば、「泣いてばかりいたって~出かけませんか」部分)

伊藤 もちろんやっていただきたいですよ! どうぞどうぞ!

石黒 おお、いいんですね! これは蘭さん承認いただけましたと、記事でもしっかり伝えたいです! そのためにお聞きしたようなところもあり……。そしてなんといっても目の前でご本人にお伝えできたという光栄なことで。

伊藤 それはもう、やっていただいて、盛り上げていただかないと。よろしくお願いします(笑)。

石黒 アルバム11曲の中にこのパターンが「イケルヤツ」が4曲あるんです。

伊藤 イケルヤツ! あははは。あ、トータス松本さんの「ああ私ったら!」ですかね?

石黒 そうです。あと3曲はすべて蘭さん作詞ので、「Wink Wink」の出だし、「女なら」「ミモザのときめき」と。

伊藤 ああ、ありましたっけ? あ、そうですね。なるほど。歌っている自分では意識しないものですね。

石黒 僕たち「応援団」の耳ではそこが浮き出てきますので。この承認いただいたことは、全国300万人のキャンファンは喜びますよ。その数は、僕の勝手な推測なんですが。でも、当時の日本国民の30人に1人なんで、余裕だろうと。そして、今回の蘭さんのデビューでファンも3000万人になる予定です(笑)。

伊藤 あはは、そうなりますように!

石黒 図々しくさらにお聞きしますと、「コール」はどうでしょう? ちょっとなあ、と思いつつ……やりたいのはやりたいなと。

伊藤 あははは、コールですか!

石黒 やるとしたら、「ランさーん!」ってのはなんかねえ~(笑)。

伊藤 なんかねえ~(笑)。

石黒 もうここは堂々と「ランちゃーん!」って言ってもいいのかなあって。いまも若さ溢れる感じで昔のままがいいなあと思いまして。蘭さんの舞台でいますよね?「ランちゃーん!」って言ってる方。

伊藤 ああ、いらっしゃいますね。

石黒 他に変えたらへんな感じがしますし……「こちら」的には。