90歳でも20歳若返る!
私は1930年(昭和5年)生まれ。
数え年で90歳になるベンチプレスの現役選手です。
これまで世界大会(70歳以上の部・47kg級)で、
4つの金メダルを獲得してきました。
最近テレビに出演することも多くなった私ですが、
日々実践している「医師も認める健康法」を、
あるがままにお伝えしていきます。
水分補給は常温か温かい飲み物で
体を冷やすと体調が崩れます
私は水分を補給するとき、冷たいものは飲みません。
私にとって冷たいものは、せいぜい常温くらいのものです。
水は必ず常温で飲んでいますし、コーヒーや紅茶、牛乳だって、必ず温かくして飲みます。
体は決して冷やしてはいけません。
冷たいものを飲みすぎると、お腹を壊して体調が悪くなってしまいます。
私はアイスクリームを食べると、テキメンにお腹を壊してしまいます。
体を温めると免疫力が上がって、冷やすと免疫力が下がるとよくいわれます。
がん細胞だって、温めると死んでしまうそうじゃないですか。
昔の人が「体を冷やすな」と口を酸っぱくして言っていたのは、たぶん正しいのです。
夏になると皆さん冷たいものを召し上がりますよね。
私は真夏でも水分補給の飲料は常温ですし、冷たいそうめんよりも、温かいうどんを食べます。
これには、主人の教えも影響しています。
主人は6月から10月までの5ヵ月間、冷たいものはもちろん、お刺身などの生モノを一切食べませんでした。
それこそ、徹底していました。
「この間の日本は高温多湿だから、ただでさえ体調を崩しやすい。そんなときに冷たいものや生モノを食べたら危ない。高温多湿だと、ばい菌も繁殖しやすい。いくら鮮度のいい刺身だって、目に見えないばい菌が潜んでいないとも限らない」
そう言うのです。
主人が亡くなってからも、私はこの教えを守り、6月から10月までは生モノを食べないように気をつけています。