飛行機では水分補給を怠らず
エコノミー症候群を回避しましょう
あとで知らされたのですが、エコノミークラス症候群の一歩手前だったのです。
運悪く、そのときはスケジュールにまったく余裕がなく、到着した翌日に試合が設定されていました。
もう少し時間的な余裕があれば、回復できたかもしれませんが、歳をとると回復も遅くなるものです。
翌日の試合では、脚がつって満足に正しいフォームをつくることができず、重量45kgの試技は、3回とも失格(DSQ)になってしまいました。
同じ代表チームの女性に経緯を打ち明けたら、「そんなの気にする必要はないわよ。トイレに行きたくなったら、何度でも席を立ってもらったらいいのよ」と叱られてしまいました。
でも、私の世代は「人に迷惑をかけるな」という教育をされていますから、なかなか言い出せないものです。
けれど、はるばるデンマークまで出向いて失格になるという事態に見舞われて、私も考え方を変えました。
次に同じような機会があったら、事情を話して必ず通路側を手配してもらえるように念を押し、万一通路側がとれなかったら何度でも「トイレに行かせてください!」と頼んで、二度と同じ失敗を繰り返さないつもりです。
皆さんも飛行機に乗る機会があったら、水分補給を怠らず、トイレへ行きやすい座席を予約するようにしてくださいね。
(次回へ続く)