【テレビで話題!『すごい90歳』】
奥村正子 著
定価:本体1,300円+税
発行年月:2019年05月
判型/造本:B6並製
頁数:208
ISBN:978-4-478-10650-1
フジテレビ『ノンストップ!』、日本テレビ『ヒルナンデス』、TBS『噂の東京マガジン』『この差って何ですか』『FACES 言葉みたいな顔がある』、テレビ朝日『サンデーLive!! 松岡修造の2020みんなできる宣言』『ナニコレ珍百景』、テレビ東京『よじごじDays』
◎新聞・雑誌でも話題!
『読売新聞』『週刊朝日』『婦人画報』など
ふつうの主婦だったに
72歳で始めたことが
82歳で世界一に
90歳になる今も現役!
【著者からのメッセージ】
私は1930年(昭和5年)生まれ。
数え年で90歳になるベンチプレスの現役選手です。
これまで世界大会(70歳以上の部・47kg級)で、5つの金メダルを獲得してきました。
ベンチプレスでは70歳以上の部が最高齢クラスで、80歳以上の部はありませんから、私はいまでも20歳くらい若い人たちとも競っています。
ジムで鍛えている人ならわかると思いますが、若い男性でもベンチプレスで自分の体重と同じ重量を持ち上げるのは、なかなか大変です。
女性であれば現役トップアスリートでさえ、自分の体重と同じ重量を持ち上げられる人は少ないはず。
私はいまでも自分の体重と同じくらいの45kgを持ち上げます。
全日本女子ベンチプレス選手権大会では、世界記録となる50kgを持ち上げて優勝したこともあります。
世界大会の84kg級では、82歳のアメリカ人選手が25kgを挙げて拍手喝采を浴びていましたが、私はもっと歳上であり、最軽量の47kg級で、その2倍の重量を挙げているのです(笑)。
私がベンチプレスを始めたのは、72歳のときです。
普通の感覚なら、もう運動をやめる年齢かもしれませんね。
当時は2kgのダンベルを持つのがやっとでしたから。
でも、「できないのよ」「ダメなのよ」なんて言葉は、年をとっても絶対に言ってはいけないと思います。
やっぱり人間って前向きに生きなきゃダメでしょう。
最初は交通事故に遭った主人がリハビリのためにベンチプレスを始めたのですが、その姿見ていた私も面白そうに思って始めてみたのです。
私は主人と同じ趣味を持ちたいと思っていたのですね。
このところ私はテレビや雑誌で取り上げていただくことが多いのですが、取材にやってくる人たちに一様に驚かれることがあります。
それは「姿勢」です。
背筋がピンと伸びていて、とても実年齢には見えないそうなのです。
「立ち姿は20歳若く、歩く姿は30歳若く見える」なんて言われたこともあります。
◎往復2時間歩いて週2回はジム通い
週2回は、ジムに通っています。
自宅から最寄り駅まで25分歩き、電車に揺られて1時間ちょっと。
降りた駅からさらに30分かけてジムまで歩き、そこからトレーニング開始です。
重いリュックサックを背負って、往復で約2時間は歩いて、さらに筋力トレーニングをしているのです。
ちなみに、私のジムでのトレーニングは、こんな感じです。
・腕筋トレ(20kg)10回×3セット
・下半身筋トレ(10kgバーを担いで)10回×4セット
・背筋トレ(10kg)10回×3セット
・腹筋トレ(10kg)10回×3セット
・背筋トレ(自重)10回×3セット
(下半身だけ4セットというのは、下半身の大きな筋肉を鍛えるためです)
私はもう年ですから、明日もわからない。
でも、今日もまたトレーニングに精を出しています。
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<本書の目次>
第1章 死ぬまで老けない食事術
第2章 1日2食、朝からお肉を食べて元気をつくります
第3章 脳も体も運動でしか鍛えられません
第4章 72歳からのジム通い
第5章 ボケないために私がやっていること