「ホウレンソウの習慣がなかった中途入社30代男性Bくん。チーム内で不満の声があがり、浮いていました。私は彼と同世代ですが、彼の上司。

 さすがに30代だし言わなくてもわかるだろうと思って、報告しなさいなんて言っていなかったのですが、面談して毎日この時間にこのように報告しなさい、こういうときは連絡、相談しなさいとルールを決めました。年齢に関係なく、そういったコミュニケーションができず、浮いてしまう人はいます。30代だからそれなりにわかっていて、仕事ができると思いこむのは間違い。できない人もいるんですよね。言わないと何もしない人だっています。ただ、マネジメントする側がルールを決めることで、その人自身が動くようになり、結果コミュニティー内で変なかたちで浮くことは避けられると思います」(30代女性)

浮いてしまう人を救うのは
マネジメント側の役目

「浮いてしまう人が結果を出したり、出世をすることってなかなかありませんよね。それに本人も気づいて結果的に会社を辞めてしまうということになる。浮いてしまう人が会社から去っていった経験に身に覚えがある人も多いと思います。辞められた方も、ちょっとホッとする一方で、後ろめたい気持ちを抱えがちです。

 新入社員など若いうちは『どうしたらいいかわからなかった』でいいけれど、マネジメント側となると、そう言ってもいられません。雇用した人を生かせないのはマネジメント側の責任。こうすれば100%OKという答えはもちろんありませんが、浮いてしまいそうな気配に気づくこと、気配があったら本人とのコミュニケーションを増やすこと、相性の良い人を近くに配置することを心がけるようにしています」(40代女性)

 浮きがちな人、浮いてしまっている人をそのまま放置すると、「なんとなく付き合いづらい人」、そして「嫌われている人」になってしまいかねない。そうなると、「嫌われている」ことを前提に、その人が何をしても「ダメ」という評価になっていく。