アップルは3日から開幕した年次世界開発者会議(WWDC)で、新たな基本ソフト(OS)「iOS13」を発表した。今秋に配布するiOS13では、匿名のログインシステムや位置情報の流出制限など、プライバシー保護を強化。個人情報を収益源とするグーグルやフェイスブックとの違いをさらに際立たせる姿勢を鮮明にした。  iOS13では、個人情報を全く明かすことなくアプリにログインすることが可能。アップルが提供する無作為の電子メールアドレスをシステムが自動的に発行する仕組みになっているという。