スケジュール管理アプリは数多くあれど、なんだかんだで『Googleカレンダー』を活用しているという人は多い。ところが、Googleカレンダーならではの便利な機能があることは、あまり知られていない。機能を上手に活用すればスケジュールやタスクの管理も、毎日のログも、Googleカレンダーに一本化することができるのだ。ITライターの井上晃氏にGoogleカレンダーの活用法を聞いた。(清談社 島野美穂)
メモアプリ「Google Keep」で
Googleカレンダーはさらに便利に
「Googleカレンダーにはいろいろな機能がありますが、すべての機能を使いこなす必要はありません。一番のポイントは、ほかの機能といかに連携して、情報をカレンダーに集約させるかという点です」
Googleカレンダーは、単体で使うのではなく、他機能と連携させることでメリットが生まれる。たとえばメモアプリのGoogle Keep。メモを追加する際に、リマインダー機能を使って日時を設定する。すると自動的にGoogleカレンダー上にメモが共有され、カレンダーを見れば、メモの内容を確認することができるようになっているのだ。
「Google Keep自体もアップデートを続けており、画像メモはもちろん、音声メモ、手書きメモなど、さまざまなタイプのメモを残すことができます。買い物メモにしてもいいですし、日常のログを取ることもできます」
カレンダーに直接スケジュールを入れるか、それとも、メモから日時を設定してカレンダーに落とし込むか。使う人の好みにもよるが、後者のほうが、オリジナルのカレンダーが作りやすいかもしれない。