ソフトバンクグループは医療保険サービスの米新興企業コレクティブ・ヘルス(サンフランシスコ)による2億0500万ドル(約220億円)規模の資金調達ラウンドを主導し、医療サービス分野に初めて進出した。コレクティブ・ヘルスは保険会社を利用せず、独自の医療保険を運営する企業に保険管理システムを提供。医療コスト管理に最適な手法・リソースに関する判断についても法人顧客を支援している。コレクティブ・ヘルスの資金調達ラウンドにはDFJグロース、カナダ公務員年金投資委員会(PSPインベストメンツ)、GV、ニュー・エンタープライズ・アソシエーツなどが参加した。コレクティブ・ヘルスの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のアリ・ディアブ氏は、今回の「シリーズE」ラウンドにより、2013年の創業からの累計調達額が4億3500万ドルに達し、前回の調達からほぼ2倍に増えたと述べた。このラウンドでの自社の評価額については公表を避けた。
ソフトバンク、医療サービス分野に初投資 保険管理の米新興企業
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