「良いうわさ」ほど広まる
学生の情報交換

 インターン後の学生の情報交換の輪が、想像以上に大きく広がっていることが見えてきた。しかし、企業にとっての問題は、それが「良いうわさ」なのか、「悪いうわさ」なのか、という点だろう。そこで、企業の推奨度(薦めたい気持ち)と、その情報交換人数との関係を分析してみた(ここでの「推奨者」のカテゴリーは、一般的なNPS[Net Promoter Score]のカテゴリー分けに従って区分けしている)。

 すると、下図に示したとおり、「推奨者=好意的な口コミを行っただろう学生」のほうが、より多くの人と情報交換していることがわかった。逆に、企業の「悪いうわさ」、つまり、「インターンに参加したが役に立たなかった」「面白くなかった」といった悪印象の口コミは、あまり交換されていない。良い口コミほど、多くの人数と交換されていることがわかる。

 また、その情報交換した人の中から、エントリーや次回のインターンへの参加など、実際の「応募行動」につながっていることも同時に明らかになった。好意的な推奨者の情報交換相手からは8.7人が実際のアクションを起こしており、あくまで情報交換した本人が確認できた範囲とはいえ、こちらも軽視できない数に及ぶ。