・結果の承認

・変化の承認

・存在の承認

 いわゆる人の心をつかんで離さない人というのは、相手に対してこの3つすべてを承認できる人です。

こんなことを言われたら
部下はちょっと泣けてしまう

 たとえば、ヒット企画を飛ばした部下に対して、上司が「すごいな! 売上がこんな数字になったぞ!」と言うのは、「結果の承認」です。

 しかしこれだけだと、部下は、「この人は数字しか見てくれていない」と考えるかもしれません。ところが、その上司が続けて、

「ホント、素晴らしい。何度も何度もお客さんのところに足を運んで、企画を練り直していたもんな。その努力で、○○さんが成長したことがうれしいよ」

 と言ってくれたら、どうでしょう?

 部下は、「あっ、この人は、自分のプロセスまでちゃんと見てくれていたんだ」と思うでしょう。

 これが「変化の承認」。

 さらにです。もし上司が続けて、こう言ったらどうですか?

「そんな○○さんと、一緒に仕事ができることがうれしいよ。これからも、ウチのエースとして頼むぞ」

 こんなことを言われたら、部下はちょっと泣けてしまうかもしれませんね。

 これが、3つの承認のなかでもっとも強力な「存在の承認」です。

 これはもう、母親の子どもに対する「無条件の愛」に匹敵する承認といえます。