【第2回】
これからのビジネスの共通言語は、
「ダイレクトマーケティング」だ！

フェイスブック浸透率11％後の未来

  こうした状況に陥らないようにするために、ダイレクトマーケティングの概念を理解し、マーケティング・リテラシーを高めることが、いまのビジネスパーソンには求められているのです。

  ところで、ここまで書いてきたことは、インターネットをベースにして、ツイッターやフェイスブックなどのコミュニティメディアが、世の中的に広がっていくことが前提になっています。

  なかには「ソーシャルメディアって本当に発展するのですか？」と半信半疑の方もおられるかもしれませんが、このムーブメントは止められないでしょう。

  現在、日本におけるフェイスブックの浸透率は5％程度で、諸外国の50％に比べて非常に低いわけですが、これから7％になり、さらに11％に到達したら、そこからの言浸透率は爆発的に高まっていくはずです。

  マーケティング的に言えば、浸透率が11％を超えてくると、自分の周りにいるほとんどの人がフェイスブックをやっているように感じ、それに乗っていかないと自分が取り残されるという強迫観念を受けるため、猫も杓子も参加してきます。

  そして、諸外国がすでにそうであるのと同じように、フェイスブックに代表されるインターネットのデジタル空間が、今後、リアル社会における、コミュニティ形成のフロントになっていくのです。
（⇒7/6最終回につづく）

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