いくらで売れる? どうすれば高く売れる?
その不安、解消します
「うちの会社はどのくらいで売れるのだろうか」
「より高く売却するために、やっておくべき改善策はないだろうか」
「M&Aはどのくらいの期間でまとまるものだろうか」
「会社売却を、誰に、いつから、どのように相談すればよいのだろうか」
「買い手の狙いは何だろうか。この買い手と基本合意して次のステップへ進んでよいのだろうか」
「会社売却の手続きでは、親族、役員、社員、取引先、金融機関、顧問税理士、顧問弁護士等の関係者にどのような順序でどのような内容を伝えるのだろうか」
本記事はこのような「売り手」側に立ってまとめていますが、「買い手」側の方が読んでも役立つことでしょう。なぜなら、売り手にとって最良のM&Aは、買い手にとっても幸せな結果をもたらすからです。
会社を1円でも高く、従業員の待遇もできる限りよくして、売りたい。
悪徳業者にだまされることなく、買い手企業にとっても満足のいく幸せなM&Aを実現したい。
本記事が、経営者が人生のすべてを注ぎ込んだ会社を一点の曇りもなく、より成長する企業へと、「タスキをつなぐM&A」を実現するための一助になることを願っています。
※この連載で紹介します各事例では、私が売り手か買い手の財務アドバイザーに就任している事例に留まらず、セカンドオピニオンとして相談された事例や、他社でM&Aが成立したものの、後になって取引の解消のために相談に来られた事例なども含んでいます。また、売り手や買い手の当事者自身の情報については、実際の情報を修正加工して表現している場合があります。
※次回は中小企業のM&Aが成立しやすくなっている現状についてお伝えします(7月10日公開予定)。