岡本行生
「とにかく明るい会社」が強い理由
売り手・買い手のどちらか片方の側に立ち、経営者に助言をしつつ利益の最大化を目指すアドバイザリー会社・アドバンストアイの代表取締役社長で『あなたの会社は高く売れます』の著者が、M&A市場において「とにかく明るい会社が強い」理由について解説する。

第20回
自分よりも従業員のことを第一に考える中小企業経営者が、幸せなM&Aを実現するためには
中小企業の売却時によく見られるのが準備不足。事前に自社の磨き上げや協議など大事なプロセスを経て、幸せなM&Aにつなげましょう。

第19回
売り手と買い手企業に波風が立つほうが円満なM&Aが実現する
売り手企業にとっては生涯一度のM&A。契約成立を最終目標ではなく、売却した事業が中長期的に成長し、従業員の満足度も高まることが理想である。そのために売り手企業がすべきことは?

第18回
上場企業にとってリスクの高いM&Aが成立。粉飾オーナーで破産か法的整理しかなかったのになぜ?
借入金の返済が滞って破産か法的整理しか手段がなくなった会社のケース。買い手企業、しかも上場企業にとって非常にリスクの高い案件で、会社の売却は困難と思われたが売れた。決め手は「人」だった!

第17回
赤字体質から脱却できなかったのに事業が売れた。売却後の最初の決算期から黒字化に成功した理由
営業損失が5000万円もある格安レンタカー会社を、企業グループとしては一刻も早く売却し、残った事業で経営を立て直す必要があった。意外な会社が手を上げ、危機的状況を脱することに。

第16回
リーマンショックで債務超過、でも売れた!M&Aで営業利益が倍になったウェブ会社
「SEO対策」で評価が高い、ウェブシステムの開発・運用会社。大手企業のHP運営も受託し、他社よりもコスト面で優位性もあるが、多額の債務超過があり……。

第15回
1億円の借金を抱える「ど田舎」の企業が数百社に断られた後に中堅企業に売却が実現した理由
借金1億円抱える「ど田舎」にある会社。後継者不在で社員の年齢が40代後半~60代と高め。将来性がないと思いきや、買い手企業からはむしろ「お得に買える」と評価された。その意外な魅力とは?

第14回
交渉は難航すると思いきや円満な事業承継に。高齢役員3名の零細企業に隠されていた「価値」
高齢の創業社長の悩みの多くは「後継者不在」です。社長は70歳を超え、役員2人も60代後半、合計5人の小さなか会社が希望通りの事業承継を可能にした理由とは?

第13回
福岡市中心から車で1時間の小さなシステム会社が「わがままを言って」上場企業に売れたワケ
福岡市内から車で1時間の場所にある小さな会社。地方企業ゆえ新規顧客も獲得できず。「こんなわがままを言ったら、売れるわけないですよね?」。しかし、上場企業がフェアな条件で買収。一体何があったのでしょうか?

第12回
10年実績も売上もゼロ。瀕死のベンチャーに巨大グループが資金援助。なぜ会社は生き残れたのか
「会社をたたむしかない」と思う経営者は多い。しかし、売上ゼロで実績もゼロ、資金ショートで瀕死状態のベンチャー企業にも、意外な会社が手を差し伸べるケースもあるのです。

第11回
社長の人脈頼みの高級ゴルフツアー会社が、異業種・大手企業に破格の評価で売却できた理由
特に経営者やM&Aの「売り手側」が心配するのは、「社長の人脈だけでやってきた会社」のケース。「こんな会社、はたして売れるのだろう」か、と。こういう会社でも、社長が去った後も事業を伸ばしていくことは可能だったりします。

第10回
「独自性のなさ」はむしろ高評価。地方のだんご屋さんが高く売れた理由
地方の小さなだんご店。「独自性がない」という経営者の悩みは、事業展開の可能性がある魅力的な会社と評価され、買い手が現れました。その理由は?

第9回
「こんな会社、売れるわけないですよね」が高く売れる! 経営者の12の誤解
自分たちが「売れるわけがない」と思い込んでいた事情や弱点は、買い手にとってさほど重要ではないのです。経営者が抱きがちな12の誤解を解説します。

第8回
会長が社長に内緒で会社を売却!社内は大混乱、M&Aは破談に
中小企業の場合、オーナーが独断で進めたM&Aが現場の反対によって反故になるケースがあります。社内が大混乱、M&Aも破談に! 原因は何でしょうか?

第7回
ライバル会社に売り飛ばされた!買い手とライバル会社の恐るべき結託
会社を売却できたとしても、売却先の待遇で思いもよらぬ不幸に見舞われてしまうケースもあります。買い手企業の精査、譲渡契約書の作成など、売却後の不幸を避けるために留意すべきこととは?

第6回
5億で売れたはずの会社を2億円で売却!億単位でピンハネするM&A悪徳業者の「甘い罠」
M&Aの「仲介会社」は、売り手企業側と買い手企業側の双方と契約を交わします。成功したときの手数料も、売り手企業と買い手企業の双方から受け取ります。このような、「双方から手数料を徴収する取引形態」を逆手に取った悪質なケースもあります。

第5回
日頃からお付き合いのある顧問税理士、顧問弁護士に「会社売却」を相談する際は要注意
とくに地方の中小企業が、日ごろから付き合いのある顧問税理士、顧問弁護士にM&Aを依頼するケースが増えています。しかし、彼らは自分の専門分野の知識は豊富でも、M&Aの専門知識を持っているとは限りません。

第4回
相場価格の1/3で売却し、2億5000万円の大損!知識不足で起こる、M&Aのよくあるトラブル
仲介会社の知識不足と売り手企業の資金難によるあせりから、M&Aは残念な結果に…。よくあるトラブルとは?

第3回
就活だけじゃない、空前の「売り手市場」。4、5年前の3倍以上の値がつく会社売却の実態
「会社をたたむしかない」と思っている中小企業経営者に朗報です。今、企業を売り買いするM&A市場は大活況。空前の「売り手市場」、まさに「売りどき」なのです。

第2回
中小企業の弱みにつけ込む「仲介会社」に気をつけよ
企業を売り買いするM&A市場は大活況。売り手側に有利な時代なのに、だまされて安く買い叩かれたり、不利な条件で会社を手放したりといった不幸な案件も急増中。その理由は?
