【ソウル】韓国のサムスン電子が5日発表した4-6月期(第2四半期)暫定決算によると、営業利益は前年同期に比べ56.3%減少した。メモリーチップの需要低迷が米中貿易摩擦で増幅された。  営業利益は6兆5000億ウォン(前年比同期は14兆8700億ウォン)。売上高は4.2%減の56兆ウォン。正式な決算は今月中に発表される予定。  暫定決算の内容は市場予想を上回った。アナリストは、予想以上のウォン安だったことや、ディスプレーパネルの販売が回復したことが寄与したとみている。