親会社のヤフーに社長交代を迫られたアスクル。大株主相手に打つ手はあるのか
親会社のヤフーに社長交代を迫られたアスクル。大株主相手に打つ手はあるのか Photo:Diamond

ヤフー川邊社長が退陣するよう通告

 「8月2日の株主総会で、取締役選任議案に反対する。ご自身で身を引かれたらどうですか」――。

 6月27日、東京都江東区の通販大手アスクル本社。アスクルの岩田彰一郎社長は、親会社であるIT大手ヤフーの川邊健太郎社長から、退陣を突き付けられていた。数日以内に回答することをその場で求められた岩田社長は7月1日、要求を拒否する意向をヤフーに伝えた。

 ソフトバンクグループ傘下のヤフーとアスクルの対立が表面化した。両社は2012年に資本業務提携を締結。現在ヤフーはアスクルの株式の約45%を握る筆頭株主だ。
 
 ヤフーは7月17日、アスクルの株主総会で岩田社長の再任に反対することを公式に表明。低迷するアスクルの業績の早期回復や、経営体制の若返りなどを理由に挙げている。