米金融大手モルガン・スタンレーが18日発表した4-6月期(第2四半期)決算は10%の減益だった。  4-6月期の純利益は22億ドル(前年同期は24億ドル)、1株利益は1.23ドル。収入は102億4000万ドルと、前年同期の106億ドルから減少した。調査会社ファクトセットがまとめたアナリスト予想は1株利益が1.13ドル、収入が100億ドルだった。  これで主要米銀の決算が出そろった。貿易摩擦への警戒感から証券トレーディングの勢いが鈍り、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに傾いていることで長期金利が低下するなど、大型融資を巡る環境が厳しくなっている。