ロシアの反体制指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が原因不明の疾患での入院先から退院し、違法な抗議デモを呼び掛けた罪での服役期間を終えるため、収監先に戻った。同氏の支持者は、ナワリヌイ氏は毒を盛られた可能性があると指摘している。ナワリヌイ氏の広報担当はツイッターで、「検査結果はまだ出ていない」にもかかわらず、同氏が病院から退院したことが医師により確認されたと述べた。広報担当によると、ナワリヌイ氏は28日、「顔のひどいむくみや皮膚の赤みなど、深刻なアレルギー症状」に見舞われたことから、病院での治療を許可された。ナワリヌイ氏を担当していた医師は、28日の面会後、同氏の症状は毒物によって引き起こされた可能性があるとフェイスブックに書き込んだ。
ロシア反体制派指導者、毒物疑惑での搬送先から退院 収監先へ
有料会員限定
あなたにおすすめ