【モスクワ】ロシアの反体制指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が原因不明の疾患での入院先から退院し、違法な抗議デモを呼び掛けた罪での服役期間を終えるため、収監先に戻った。同氏の支持者は、ナワリヌイ氏は毒を盛られた可能性があると指摘している。  ナワリヌイ氏の広報担当はツイッターで、「検査結果はまだ出ていない」にもかかわらず、同氏が病院から退院したことが医師により確認されたと述べた。  広報担当によると、ナワリヌイ氏は28日、「顔のひどいむくみや皮膚の赤みなど、深刻なアレルギー症状」に見舞われたことから、病院での治療を許可された。