米アップルが30日発表した4-6月期(第3四半期)決算は、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売低迷と中国景気の減速が響き、13%減益となった。ただ、売上高は1%増の538億1000万ドルと、3四半期ぶりに増収に転じた。利益は100億4000万ドルに減った。iPhone売上高は12%減となったものの、タブレット端末「iPad(アイパッド)」やパソコン(PC)「Mac(マック)」など他の事業の売上高が軒並み伸び、iPhoneの落ち込みを補った。サービス事業の売上高は13%増の114億6000万ドルで、四半期の伸びとしては2015年以降で最小だった。決算の発表を受け、アップル株価は時間外取引で4%値上がり。