【ワシントン】米トランプ政権は、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対する米企業との取引禁止猶予期間を延長することを決めた。これにより、ファーウェイは当面、引き続き米国の顧客と取引できる。米政権は今年、国家安全保障上の懸念から同社を輸出規制リストに加えていた。  米商務省は19日が期限だったファーウェイに対する猶予期間を90日延長すると発表した。  ウィルバー・ロス商務長官は声明で「われわれは引き続き消費者にファーウェイ製品を使用しないよう求めていくが、混乱を回避するにはもっと時間が必要だと認識している」と述べた。 。