共有オフィス賃貸を手がける米ウィーワークの先行きを占う上で、投資家やアナリストは20年近く前に上場した競合企業がこれまでたどってきた厳しい道のりに注目している。  ウィーワークの親会社ウィーカンパニーは先週、新規株式公開(IPO)の目論見書を公表。来月にも公開価格を決定する見通しだ。ライドシェア大手ウーバーテクノロジーズやリフト、企業向けコミュニケーションツールを手掛けるスラック・テクノロジーズなど、最近上場した企業とは異なり、ウィーカンパニーにはすでに事業形態の似たIWGというライバル上場企業が存在する。