ビジネス界のネットワーキング会合に愛犬を連れて到着するのは、まだ場違いに見えることがほとんどだ。だが先日ニューヨークのウォールストリートのホテルで開かれた交流会では、デザイナーのウィル・マン氏と愛犬のベントレーは温かく迎えられた。何しろそれは「NYCペット・テック・ミートアップ」――ペットとテクノロジーに夢中で、良かれ悪かれその情熱を組み合わさずにいられないニューヨーカーの集まり――だったのだ。マン氏は「ペットテック」関連の新興企業と仕事をしたいと思っていた。これまでにも、ペット用のデジタルプロジェクトに関わったことがある。ペットに優しいホテルやレストランを見つけるサービスや、犬の飼い主向けのデートアプリ開発などだ。「飼い主向けのTinder(ティンダー)のようなもの。人をスワイプする代わりに、ペットの犬をスワイプするんだ」
「ペットテック」に商機、NY起業の最前線
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