一部の人しか解けないような難しい問題は端から捨てて、多くの人が解ける基本的な問題、「これを落としたら差をつけられてしまうな」と思える問題を確実に解けるようにしていったのです。

東大受験対策として
「過去問」をひたすらに解いた

 得意な科目の勉強は楽しくても、苦手な科目の勉強はなかなかつらいですよね。苦手な科目を得意科目にしていくのはかなり大変です。

 そこで、「足を引っ張らないレベルに底上げする」と、目標のレベルを下げましょう。これもスモールステップ法の一種です。

 アベレージヒッターになるための勉強では、参考書や問題集も平均的なもので十分です。あれこれ手をつける必要はありません。

 僕の場合、東大受験対策として「過去問」をひたすらに解いていました。

 大学の入試問題には、明確な出題傾向があり、「こういう問題が解ける人に入学してほしい」という大学側の意図が表れています。

 そのため、志望校が決まっている場合は、過去問をきちんと解けるようにしておくことが合格への一番の近道です。

 まだ志望校が決まっていないなら、テストに頻出する問題が載っているような、基礎固めの問題集を繰り返しやってみることをおすすめします。

 数学なら、基礎的なレベルの問題集をまず1回通して解き、次にもう一度見直します。最初から解けた問題に関しては、頭の中で復習して同じように正解にたどり着ければいいでしょう。

 でも、解けなかったものに関しては、ちゃんと書きながら解き直し、完全にできるようになるまで繰り返し復習しておきます。

 僕自身は、この方法で苦手な数学の点を伸ばしていきました。