新幹線「のぞみ」での出張、消費増税前のチケットはいつ買うのがおトク?
新幹線の回数券、増税前に金券ショップで購入した場合と増税後に購入した場合の値段を比較すると、どれぐらい違うか? Photo:PIXTA

10月1日から消費税が10%に引き上げられる。増税によってどれぐらいモノの価格が上がるのか気になるところ。そこで今回は、ビジネスパーソンがよく利用する新幹線のチケットを中心に見ていくことにしよう。(消費経済ジャーナリスト 松崎のり子)

消費増税に伴う
「経過措置」とは何か?

 このままいけば、泣いても笑っても10月1日から消費税は10%に引き上げられる。不穏な海外情勢を見ていると、「ホントにやるんですね?」「今でいいんですね?」と突っ込みたくなるが、ちょうど3週間後には税率が変わる。ご存じのように、軽減税率やらキャッシュレス決済によるポイント還元やらの負担軽減策はあるにはあるが、それも一部の話だ。私たちの財布から出ていくお金が増えることに変わりはない。

 増税をめぐる報道の中ではあまり話題になっていないが、増税に伴う「経過措置」がある。10月以降に値上がりする料金等のうち、それに該当するものに関しては、9月中に支払いを済ませれば、実際にサービスを利用するのが10月以降になったとしても、税率8%のままでいいですよ、という扱いが受けられるのだ。

 例えば、鉄道料金や飛行機・船舶の乗車チケット、スポーツや演劇、美術展の入場料などがある。今回すでに私鉄各社は10月以降の運賃改定を決定し、国に要望を出している。JRも運賃・料金等の改定を発表しており、JR東海は「エクスプレス予約」「スマートEX」及び「お得なきっぷ(回数券など)」の価格を改定するつもりだ。