米シェアオフィス大手ウィーワークの親会社ウィーカンパニーは、ウィーワークの上場先をナスダック市場に決めた。また、ガバナンス(企業統治)も大幅に改める予定だという。大きな注目を集める新規株式公開(IPO)に向けて準備を加速させているが、投資家の関心は盛り上がりに欠けている。事情に詳しい関係者らによれば、ウィーカンバニーは投資家説明会を来週から開始し、9月23日からの週にIPOを実施する予定。同社はまた、来週までに仮条件を設定する見通しで、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がこれまでに伝えている通り、目標評価額を200億ドル(約2兆1600億円)未満に引き下げる可能性がある。