サウジアラビアの石油施設が無人機の攻撃を受けた問題で、米当局はイランが攻撃の起点になったことを指し示す情報があるとし、これをサウジと共有した。両国は報復措置を検討している。複数の関係者が明らかにした。米国とイラクの当局者によれば、トランプ政権は週末に、14日の無人機による攻撃にイラクは起点として使われなかったとの見方を同国政府に伝えた。米国は既にイエメンの親イラン武装組織フーシ派が出した犯行声明を退けている。米国はこうした結論をまだ公表していない。ドナルド・トランプ大統領は、米国とサウジが共同でイランに対する軍事行動をとる可能性を打ち出している。トランプ氏は15日、米国とサウジは首謀者を突き止め次第、攻撃する用意があると警告していた。
米、サウジの石油施設攻撃は「イランが起点」 報復検討
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