米民主党がドナルド・トランプ大統領に対する弾劾調査向けの情報収集を進める中、上下両院の情報委員会に所属する議員らは25日、トランプ氏とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の電話会談の内容に懸念を表明した内部告発状に初めて目を通した。ホワイトハウスが25日に公表した両首脳の電話会談の記録によると、トランプ氏はジョー・バイデン前副大統領とその息子ハンター・バイデン氏を調査するようゼレンスキーに求めた。だが内部告発状には、トランプ氏が政敵の調査をウクライナ政府に求めたことについて、さらに詳しい情報が含まれている可能性がある。この内部告発は8月に行われた。告発者は情報機関の関係者であることしか明らかになっていない。