高校野球の投球制限は進むか…
高校野球の投球制限は進むか… Photo:PIXTA

日本高校野球連盟(以下、日本高野連)が設置した「投手の障害予防に関する有識者会議」第3回会合で、有識者会議は日本高野連理事会に、春夏の甲子園と地方大会に「週500球」の「投球数制限」導入を提言する方針を固めた。この夏は大船渡高校(岩手)の佐々木朗希投手の起用法を巡り、さまざまな意見も飛び交った。高校球児を守るための球数制限は動き出すのか。(事件ジャーナリスト 戸田一法)

3連投禁止、金属バット制限も

 第3回会合は20日、大阪市で開かれた。夏の甲子園以降は初めての開催で、さまざまな具体策が提示された。

 まず柱になるのが、投手1人の投球数について「7日間で500球以内」とする制限を設けたこと。もう1つは投手1人の「3連投の制限」。3日連続の登板は球数に関係なく禁じる、という内容だ。

 ほかに試合だけではなく、▽日ごろの練習でノースローデーを設置、▽講習会などを通じた指導者の育成、▽健康管理と障害予防の徹底、などを盛り込むとした。

 即時にルール化するのではなく、まずはガイドラインとして提示。3年間の試行期間を経て検証し、軟式野球の全国・地方大会も対象とする。時期は「来春のセンバツから」を提案する方針という。