そして、DVを受けていたのに、雄大被告の言いなりになっていたことについて問われると、かろうじて聞き取れるほどの小さな声でつぶやいた。「私がバカだからです」。

 ついたて越しに証言した優里被告は「怖い…、怖い…」と泣きながら入廷した。そして、こう決別の宣言をした。「私一人じゃない。助けてくれる人がいる。もう、近付かないでほしい」

 第3回公判が開かれた4日、雄大被告は「感情のコントロールができなかった。すべて私の責任だ」と嗚咽(おえつ)を漏らした。

 そして、結愛ちゃんのノートについてこう述べた。「私の機嫌を取るために書かされ、申し訳なかった。情けないと感じました」

 そして、弁護士に、虐待を止める機会があったと指摘され「周囲の助言を素直に受け入れられなかった」と肩を落とした。

 雄大被告の後悔など、何の意味もない。行政の不手際も指摘されている。しかし、そんなことを問うても意味がない。もはや取り返しもつかないことになったのだ。

 すべてが、遅すぎた。

 結愛ちゃんは安らかに眠っているだろうか。そんなはずはない。世を呪い、恨んでいるはずだ。

「誰も助けてくれなかった」と。