日仏ともに“ゴーン時代からの決別”を象徴するトップ交代となりました。仏政府をバックとするルノーと日産・三菱自連合の行方はどうなるのでしょうか。
Photo:EPA=JIJI

日産自動車とルノーで
CEOが交代

 日産自動車は、10月8日に新社長兼最高経営責任者(CEO)として内田誠専務執行役員(53)が昇格することを発表した。また、新最高執行責任者(COO)に三菱自動車工業のアシュワニ・グプタCOO(49)、さらに関潤専務執行役員(58)が副COOに昇格することも合わせて発表。日産の新経営陣は、この新トロイカ体制が遅くとも2020年1月1日付けで就任することになった。

 一方、日産が新経営体制を発表した矢先に、連合を組む仏ルノーも突如、ティエリー・ボロレ最高経営責任者(CEO)を解任した。

 ルノーは、10月11日に臨時取締役会を開きボロレCEOの解任を決め、クロチルド・デルボス最高財務責任者(CFO)が暫定CEOに就いた。今後、外部人材を中心に新CEOを選ぶという。

 1999年に日産とルノーが資本提携し、90年代末以来の自動車世界再編の波の中で国際提携の成功例として評価されていたこの“日仏連合”も提携から20年を経過して、両社ともに経営の一新を求められることになった。