セブン&アイ
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食の新しいフォーマット(業態)が小売業の主役の座を奪う!?――。今もわれわれの身近な小売業といえばコンビニエンスストアだ。これからも、近くて便利なコンビニが主役であり続けると信じて疑わない向きは多いだろう。しかし、コンビニだけが身近な存在であり続けることが怪しくなっていきそうなのだ。(流通ジャーナリスト 森山真二)

セブン&アイ・ホールディングスが
食品マーケットへの新アプローチ戦略を発表

 食品スーパー大手、ライフコーポレーションのJR大崎駅(東京都品川区)近くの店舗。正午ごろには、スーツ姿のサラリーマンや、OLがレジにズラリと並ぶ。

 どうやら手には弁当やサンドイッチ、飲料を手にしている。これはコンビニの昼時のレジの風景ではないかと思わせるような混雑ぶりだ。

 大崎駅周辺にもファミリーマート、ローソン、JR東日本系のコンビニ、ニューデイズなどがある。だが、コンビニの弁当に飽き足らない顧客がライフコーポレーションの食品売り場に流れているのだろう。できたての弁当や総菜、炊いて時間のたっていないご飯など、やはり食品スーパーの総菜や弁当類は魅力的だ。