海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、フランス旅行の最新情報をお届けします。パリの空の玄関であり日本からの直行便が発着するシャルル・ド・ゴール空港。2つのメイン・ターミナルを持ち、特に第2ターミナルは2A~2Gと分かれています。ANA(全日空)が発着する第1ターミナルおよびJAL(日本航空)とエールフランスが発着する第2Eターミナルを中心に、シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内まで鉄道などを使った移動方法を説明します。
シャルル・ド・ゴール空港第1ターミナルとは?
フランス人建築家ポール・アンドリューにより設計された、ドーナツ状の円柱型デザインが特徴なターミナル。主にスターアライアンス系の航空会社が乗り入れており、日系ではANAが、ヨーロッパ系ではルフトハンザなどが乗り入れています。
5階に到着ロビー、4階に搭乗ロビー、3階に出発ロビー、2階が各ターミナル間をつなぐ無料の交通機関CDGVALの発着駅とレストラン、免税手続きコーナーがあります。
第1ターミナルから鉄道でパリ市内まで出る方法
第1ターミナルには、シャルル・ド・ゴール空港とパリ市内を結ぶRER B線は乗り入れていません。第1ターミナルに到着したら2階からCDGVALに乗り(約8分)、第3ターミナル・ロワシーポール(Terminal 3 Roissypole)で下車。そこに接続するRER B線第1ターミナル駅(Aéroport Charles de Gaulle 1)より鉄道に乗ります。
RER B線第1ターミナル駅からパリ市内へ向かう列車は、パリ北駅(Paris Gare du Nord)までノンストップ(または、ほぼノンストップ)と各駅停車の2種類あります。曜日と時間帯により、どの列車がどのような頻度で発車するかは変わりますが、ノンストップと各駅停車どちらに乗るにせよ、通常先に駅を出た列車が最初にパリ市内に着きます。停車駅の数によって、パリ市内(パリ北駅)まで25~30分で到着します。