米ツイッターが24日発表した7-9月期(第3四半期)決算は、利益と売上高が共に市場予想を下回った。ユーザー数は市場予想を上回ったものの、広告事業のシステム障害が重しになり、増収ペースは大きく鈍化した。足元の10-12月期(第4四半期)の見通しも市場予想に届かなかった。7-9月期はツイッターを1日に1回以上利用するユーザーが1億4500万人と、4-6月期から600万人増加した。調査会社ファクトセットがまとめたアナリスト予想は約300万人だった。売上高は前年同期比9%増の8億2400万ドル。前年同期比ベースで2017年終盤以来の小幅な伸びにとどまった。ファクトセットが集計したアナリスト予想は8億7390万ドル。ツイッターはターゲット広告と、ユーザー情報を広告主と共有する機能に不具合が発生したことを要因に挙げた。