2018年にイベントで集まったときの写真
2018年に東京マラソンの応援で集まったときの写真(写真提供:呉洲氏)

中国の存在感に比例するように、在日中国人の存在感も高まっている。彼らは中国発のSNS、ウィーチャットを駆使してさまざまな活動や交流を行っているが、その実態は日本人にはほとんど伝わってきていない。日本に住む彼らは、一体どんな情報を共有したり、発信したりしているのだろうか。日本最大級の在日中国人コミュニティーの代表に話を聞いた。(ジャーナリスト 中島 恵)

日本に住む中国人の
約7分の1以上が参加

「イベントは大小合わせて年間60~70回くらい行っています。料理会、ハイキング、お花見、小旅行などのほか、中国関係のイベントにも参加。小さいイベントは30~40人、大きいイベントは100人単位で開催しています。9月には東京・代々木公園で、中国駐日本国大使館などが主催する大規模な『チャイナフェスティバル2019』が開催されたのですが、それにも参加しました。活動をやりやすくするため、2018年1月には一般社団法人となり、日本の組織や団体との交流も行っています」

 こう語るのは一般社団法人「華人時代」会長の呉洲氏(37歳)だ。呉氏は吉林省出身。中国の大学で出会った日本語教師の影響を受けて日本に興味を持ち、来日して筑波大学大学院で学んだ。現在はIT関係の仕事をしているが、そのかたわらで中国人同士の集まりを主催するようになった。