損失の要因は、巨額投資をしてきたシェアオフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーの経営不振にある。

 経営難のウィーは9月末に上場延期に追い込まれたが、これまで、SBGとビジョン・ファンドによる累計投資額は103億ドル(約1.1兆円)に上る。1月時点では470億ドル(約5兆円)に達していた評価額が、78億ドル(8400億円)まで下落。巨額の評価損を計上したのが響いた。

 これにより、SBGの主力事業であるビジョン・ファンドの7~9月期の営業損失は9703億円に達した。SBGの7~9月期営業損失は7044億円、同四半期の当期純損失は7002億円で、いずれも1981年の創業以来、同社として最大の四半期赤字だ。

「私自身の投資の判断がまずかったということは大いに反省している」。孫社長は「反省」という言葉を繰り返すばかりだった。