ソフトバンクグループのハイテク投資ファンド「ビジョン・ファンド」のナブニート・ゴビル最高財務責任者(CFO)は、同ファンドが多額の損失を計上してソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が公の場で悔恨の念を示したにもかかわらず、今後の投資戦略はほとんど変わらないとの見通しを示した。  ゴビルCFOはインタビューで「何も変わっていない」と語った。  ビジョン・ファンドは7-9月期に約90億ドル(9703億円)の営業損失に加え、米シェアオフィス大手ウィーワークや米配車サービス大手ウーバーテクノロジーズ、その他の出資先企業約20社の評価損を計上した。