定番の「フック」も活用次第で
オフィスから自宅まで大活躍

 机周りのデッドスペースをうまく活用するには、100円ショップでよく見かける「フック」が便利です。

 会社などによくあるスチール製のデスクであれば、マグネット式のフックが使えます。

「マグネットフック」で折りたたみ傘とゴミ袋を吊るす。

 デスクの内側の側面に取り付け、ごみ袋を引っ掛けておけば、ゴミが出るたびにいちいちゴミ箱まで捨てにいかなくても済みます。

 また、折り畳み傘なども置き場所に困りますが、このフックに引っ掛けておくと便利です。これはお手軽にできるのでお薦めです。

 デスクの外側にフックを付けると、周りの人の邪魔になることもありますが、あまり使わない内側のスペースを有効活用すれば、さまざまなものを引っ掛けることができます。

 強力マグネットが付いているフックを使えば、多少の重さにも十分耐えられます。

木製のラックに「シール型フック」を付けて、コードなどを整理。

 木製タイプのデスクやラック類であれば、マグネット型は利用できませんので、シール型のフックを使うことになります。シールはがし剤を使えば、あとできれいに粘着剤を落とすことができるので問題ありません。

 私は家にある木製ラックの側面にフックを貼り付けて、コード類を引っ掛けていますが、これだけでもすっきりしますし、いざ必要なときにコード同士が絡み合ったりしないので、取り出すときにも便利です。

ティッシュボックスを取り付けられる「マグネットボックスフォルダ」。

 また、フックの一種として100円ショップではさまざまなアイデア商品が売られていますが、「マグネットボックスフォルダ」という商品が使えます。これは、ティッシュやキッチンペーパーなど軽い箱の両サイドを挟み込み、冷蔵庫などに取り付けておくものです。

 見た目にちょっと抵抗を持つ人もいるかもしれませんが、壁に貼り付けることができるので、空間の有効利用ができます。オフィスでティッシュボックスの置き場に困る人もいると思いますが、デスクの下や側面に貼り付けておくこともできるので便利です。(連載終了)


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