自分の使い方に合わせた
「コックピット書斎」のサポートツール

 また、ワイヤーネットは「見せる収納」としても活用できます。デスクの下や側面に付けるのではなく、目の前に設置するのです。会社では難しいかもしれませんが、自宅では小スペースをさらに有効活用でき、すぐに必要なものが取り出せる、自分だけのコックピット書斎が作れます。私も実践していますが、とても便利です。

 机の前が壁になっている場合であれば、ワイヤーネットを直接壁に取り付けられますが、壁がない場合や壁に穴をあけたくない場合などは「ネットコンビラック専用パーツスタンド」を利用すれば、ワイヤーネットを立たせることができます。

「ワイヤーネット」をデスクの上に設置して、書斎をコックピット化する。

 専用パーツスタンドが入手できない場合は、ワイヤーネットの裏側から結束バンドなどを使い左右にブックエンドを取り付けることでも対処できます。

 ワイヤーネットに引っかけるアイテムはたくさんありますが、四つ紹介しておきましょう。

 ペン、ハサミ、カッター、定規などの収納に便利な「深型ポケット」、付箋やメモ帳などを置ける「ワイヤートレー」、はがき、案内状など小物を入れることができる「吊り下げ便利小物ポケット」、単語帳を引っかけるための「フリーハンガー」などが個人的には重宝しています。

 ワイヤーネットを使うポイントは、空間をうまく利用すること。いつも使う文具類をすぐに取り出せるようにすることです。

 アイテムを揃えていくと500円、600円とかかってしまいますが、空間を有効活用することで机の上を広く使うことができますし、必要なものをすぐに取り出せると、仕事や勉強を効率的に進めることができるようになります。