だから、さまざまなやり方の考え方を駆使できる方が、ビジネスで結果を出しやすくなる。

 とはいえ、これまで見てきたように、社会環境やビジネス環境が大きく変われば、従来の考え方や取り組みが全く通用せず、役に立たなくなることがある。

 これは、どのようなときだろうか?

 基本的に、ビジネスの問題は

 (1) 何が問題なのかが分からず、解決方法も分からない問題

 (2) 何が問題なのかは分かるが、解決方法が分からない問題

 の2つに分類できる。

 前述の2つのうち、(2)は問題が何かが分かっているので、具体的な解決方法(この具体的な思考法は、以前『営業部門が結果を出すための強力な武器になる「2つの思考法」』でもお伝えしたロジカル・シンキングとクリティカル・シンキングが役立つ)さえ分かればあとは実行するのみだ。

 だが、より厄介なのは(1)である。(1)はどこから手をつけていけば良いかが、全く分からない状態だ。

 社会環境やビジネス環境の変化は、まさにこちらに該当する。

まずは問題を
1人で抱え込まない

 これまでの前提条件が全く通用しなくなるような変化は、それこそどこから手をつけて良いかわからない状態だ。

 だから有効な解決方法を見つけるまでに時間がかかったり、有効と思った解決方法が思ったような結果を出せなかったりなど、問題を解決するまでに苦戦する状態なのだ。

 このようなときは、まずは問題を1人で抱え込まないことだ。そして、すぐに他の人に相談するのが良い。ただし、何も考えず相談することはご法度だ。