米アップルが多額の制作費をかけた新テレビドラマがあまり批評家に受けていないことは、同社にとって思わしくない知らせだろう。一方、その点が大して重要でないかもしれないことは朗報だ。アップルは11月1日、映像ストリーミング(逐次配信)サービス「アップルTV+」を正式に立ち上げた。最も注目の作品は「The Morning Show」というニュースドラマと、「See」というSF冒険もの。だが映画評論サイト「ロッテントマト(Rotten Tomatoes)」によると、批評家のスコアはそれぞれ62%、41%にとどまっている。アップル作品では宇宙開発競争ドラマ「For All Mankind」が批評家スコア72%で最も健闘している。