折しも先週の三菱自工に続いて、12日は日産の中間決算発表で両社ともに大幅減益となる暗いニュースが続く中でのRJCカーオブザイヤー受賞となった。カルロス・ゴーン日産元会長が逮捕されてから1年、ルノーとの日産・三菱自国際連合がここへきて業績不振で“弱者連合”とも揶揄(やゆ)されるほどだが、日産、三菱自ともにこのカーオブザイヤー受賞は「ひと筋の光明」といったところか。

現在のカーオブザイヤーは
3団体のみで選考

 カーオブザイヤーといえば、自動車雑誌が華やかなりしころ、雑誌ごとにカーオブザイヤーを名乗って選定していたが、今ではこのRJCと、NPO法人・日本自動車殿堂、COTY(一般社団法人日本・カー・オブ・ザ・イヤー)が毎年、選考し発表している。

 日本自動車殿堂は、2019~2020日本自動車殿堂カーオブザイヤーにトヨタの「カローラ/ツーリング」および開発グループを選んで8日に発表し、15日に東京・神田錦町の学士会館で表彰式典を行う。

 トヨタ「カローラ/ツーリング」の授賞理由に、TNGAプラットフォームによる商品力向上、充実した予防安全装備「トヨタ・セーフティ・センス」、信頼のT—Connect(コネクト)サービスを挙げている。また、日本自動車殿堂インポートカーオブザイヤーには「メルセデス・ベンツAクラスセダン」、カーデザインオブザイヤーには「BMW Z4」が受賞した。

 一方、COTYは、国産車と輸入車を一緒にしてその中から日本カー・オブ・ザ・イヤーを選出しているが、6日の第1次選考会で「10ベストカー」を選出している。その10ベストカーは、国産車6車種、輸入車4車種の内訳となっており、以下の通りだ。

◎ダイハツ・タント/タントカスタム
◎トヨタ・カローラ/ツーリング
◎トヨタ・RAV4
◎日産・デイズ、三菱・eKクロス/eKワゴン
◎ホンダ・N-WGN/N-WGNカスタム
◎マツダ・MAZDA3
◎BMW・3シリーズセダン
◎ジャガー・I-PACE
◎ジープ・ラングラー
◎メルセデス・ベンツ・Aクラス/Aクラスセダン