米下院情報委員会は19日、ドナルド・トランプ米大統領の弾劾調査に関する公聴会を開催し、安全保障当局者2人が証言した。公開での証言はこの日で3日目。証言したのは国家安全保障会議(NSC)のウクライナ専門家アレクサンダー・ビンドマン陸軍中佐とマイク・ペンス副大統領の安全保障担当顧問ジェニファー・ウィリアムズ氏の2人で、7月25日のウクライナ大統領とトランプ氏の電話会談を受けて懸念を抱いたと述べた。ジョー・バイデン前副大統領や2016年の米大統領選への干渉疑惑に関するトランプ氏の調査要請は、政治的な色合いが強かったとして問題視したとしている。ビンドマン氏は「私の理解では、政敵の調査と関連づけることは不適切だ」とし、「私は、大統領がバイデン(前副大統領)の調査に言及して即座に関連づけた」と語った。
ウクライナへの要請に懸念 トランプ氏弾劾調査で2人が証言
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