消費増税後、低価格で便利なアイテムがそろう100円ショップは心強い存在だ。だが、商品数が多すぎて何を買えばいいのかわからない人も少なくないはず。いざというときに頼りになる防災グッズ、100円なのに他店より優れている商品をプロに聞いた。
10月、台風や大雨が甚大な被害をもたらし、改めて防災意識が高まっている。
そこで、ほぼ毎日100円ショップをパトロール(探索)しているという100均評論家のGO羽鳥さんに、防災グッズを挙げてもらった(次ページ参照)。
「防災グッズといえば、アウトドア用品店へ探しに行くかと思います。ただ、安くても数百円から、となると、少し躊躇(ちゅうちょ)してしまうことも。100円だったら買っておこうかな、という気になれるのが100円ショップの良さです」
被災時によく使用するのが、「紙コップ・紙皿・割りばし・ラップ」だ。
「定番ですが、避難所で不足しがちなもの。ラップは、ケガした箇所に巻いて包帯や絆創膏代わりになったり、お皿に敷いたりして使える必携品です」
リストに入りきらなかった防災グッズはまだまだある。ナイフやライターといったサバイバル用品も100円ショップにある。いざというときのため一通りそろえておきたい。