今なぜ実物不動産よりも
J-REITに注目すべきなのか
最近、東京の家賃は上がっている。空き家が増えていることを問題視する世論が多いなか、実態は全くその逆になっている。空室率が下がっているからこそ、家賃は上がるのだ。
家賃こそ需給バランスで決まる。ではなぜ、需給が逼迫するのか、どこで逼迫しているのか。それがわかれば投資で成功することができる。不動産ビッグデータを分析している私には、全貌がわかる。そのエッセンスを明らかにしよう。
不動産投資をするには、ローンを借りないといけない。そして、オーナーとして賃貸経営をしなければならない。素人でもできない話ではないが、副業でやるには少し荷が重い。そんな人でも不動産に投資できるのが、J-REITだ。J-REITは事業収入に対して税金がかからない。信用力もあるので金利も低く引ける。
●不動産投資=利回り-金利-税制-値下がり損
で表現できる不動産投資では、金利と税制のアドバンテージは非常に大きい。こうして、運用の手間もなく、配当を安定的にもらうことができる。また、今後家賃が一層上がるようであれば、売却時に株価に当たる投資口価格が購入時以上になる可能性も高まる。