創業100年のシトロエンが送り出すSUV第2弾は、フランス車らしいエスプリ満載。魅力はオシャレな造形とカラーリングか。エンジンは1.2リットル直3(110ps)。
流行のコンパクトSUVながら
一線を画する仕上がり
シトロエンはスキを突くのがうまい。いや、己の信じる道を邁まいしん進するからこそ、突破口が開けるというもの。創業100年という老舗の矜持というべきかもしれない。
C5エアクロスに続くSUVシリーズ第2弾のC3エアクロスは、流行のコンパクトSUVながら、世間にあふれるモデルとは一線を画する仕上がりだった。
C3エアクロスのメカニズムは既存のC3がベース。プラットホームは長く使い続けているPF1型。ボディサイズは全長×全幅×全高4160×1765×1630mm。標準C3比で全長は165mm長く、全幅は15mmワイド、全高は135mm高い。ホイールベースは70mm延長された。